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報告 /

2020年 年頭式が執り行われました。

2020年 年頭式

参加者     約一八〇名

表 彰     地域医療連携部

 

理事長 竹林 由浩 訓辞

新年明けましておめでとうございます。皆様とともに無事に新しい年を迎えることができましたこと、大変嬉しく思います。

昨年を振り返りますと、日本では元号令和の時代を迎え、ラグビー日本代表の活躍など明るい話題があった一方、台風や豪雨などの自然災害では多くの被害があるなど、混沌とした一年でもありました。

また我々のいる医療業界においてもとても大きな出来事がありました。昨年9月のことです。全国で424の公立、公的病院に対して、再編統合が必要であると厚生労働省が公表したことです。その理由は診療実績が少なく、非効率であるためというものでした。すなわち患者数が少なくベッドに空きの多い病院は無くしていきましょうということです。これは、公立公的病院は診療実績が少なく赤字体質であっても税金で補填されるから大丈夫だよというこれまでの常識を覆すものでした。

このように患者さんに必要とされていない病院の淘汰が進んでいくと同時に、より必要とされる病院にならなければ、より選ばれる病院にならなければという競争も激しくなっていくことが予想されます。これに遅れることなく我々もさらに患者さんに貢献できる病院として精進していかなくてはいけません。

しかし、この病院としての質の高さというものは新しい医療機器を購入したり病院を綺麗にするだけで急に跳ね上がるわけではなく現場で働く皆さんの日々の患者さんへの対応や自己研鑽の積み重ねによってしか病院の質は高まらないものです。

ですから今年も今一度、皆様方に更なるご協力をお願いいたしまして、新年の挨拶とさせて頂きます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

   

 

   

 

   

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