今月は地域への認知症周知活動に関しての意見交換を行いました。

認知症をお持ちのご両親の介護を担うご家族様より、介護を始めた当初、認知症についての知識も、介護に関する知識も無く、常に手探り状態だったご経験から、高齢化が進む今、折に触れ認知症について学ぶ機会があったなら戸惑いも少なかったのではないかとお話を伺いました。

認知症を持ちながらも地域で安心して暮らせる社会をめざす中、地域の方々の正しい理解を得るための周知活動は大切との会話から、先日、小学校で行った認知症教室など病院としての取り組みをご紹介させていただくと、良い活動を継続してほしいとお言葉をいただきました。

若い世代で認知症を知ることは、早期からの予防も期待できることから、ライフステージごとで何が危険因子となるのか共有し、話し合いました。認知症について知ることのできる身近な場所として、今後もみなさまのご参加をお待ちしております。