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Department introduction

薬剤部

薬剤部の目標

患者様本位の医療を常に心がけ、良質で安全な薬物治療に貢献する

活動報告

2019/1/19~20
近畿学術大会シンポジウムにて発表
「入院患者に対する客観的睡眠状態把握の取組み1」(PDF)
講師:薬剤部 医薬情報研修研究室 室長 深見伸一
2019/1/30
外部講師勉強会を開催「脂質異常症について」
2019/2/19
外部講師勉強会を開催「ポリファーマシーについて」
2019/3/12
外部講師勉強会を開催「便秘にきく漢方について」
2019/3/15
第1回 部内勉強会を開催「大うつ病性障害」(PDF)
講師:薬剤部 医薬情報研修研究室 室長 深見伸一
2019/4/11
外部講師勉強会を開催「プレガバリン錠について」
2019/5/9
外部講師勉強会を開催「ナルメフェン塩酸塩水和物錠について」
2019/6/6
精神科病院勉強会を開催「せん妄について」
講師:副院長 小川敦弘
座長:薬剤部 部長 渡部秀幸
2019/6/13
第5回ハートランド健康シニア大学にて講演
「ワクチンについて」講師:薬剤部 調剤室 副主任 東向章(PDF)
「薬の飲み方」講師:薬剤部 調剤室 薬剤師 浅田裕美子(PDF)
2019/6/18
外部講師勉強会を開催「アセナピン舌下錠について」
2019/8/20
外部講師勉強会を開催「ブロナンセリンテープについて」
2019/9/4
外部講師勉強会を開催「てんかんについて」
2019/9/21
信貴山シンポジウムにて講演
「入院患者に対する客観的睡眠状態把握の取組み2」(PDF)
講師:薬剤部 医薬情報研修研究室 室長 深見伸一
2019/10/3
外部講師勉強会を開催「ペランパネル水和物錠について」
2019/11/6
第2回 部内勉強会を開催「QT延長について」
講師:薬剤部 調剤室 副主任 東向章
2019/11/13
外部講師勉強会を開催「新しい抗うつ薬について」
2019/12/3
外部講師勉強会を開催「アセナピン舌下錠の便秘改善について」
2019/12/19
外部講師勉強会を開催「セレン欠乏症について」
2019/2/6
第3回 部内勉強会を開催「腎不全について」
講師:薬剤部 調剤室 薬剤師 浅田裕美子
2019/2/19
外部講師勉強会を開催「経皮吸収型薬剤について」
2019/2/20
外部講師勉強会を開催「SGLT2阻害薬について」
2019/2/26
外部講師勉強会を開催「精神科における便秘薬について」
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薬剤部の業務内容

薬剤部の業務は、調剤、薬剤管理指導、医薬品情報管理、教育研修、チーム医療など多岐にわたります。そんな中で、当院が最も力を入れて取り組んでいる業務はリスク管理です。
医療現場のリスク管理は他業種以上に適正に行われなければなりません。しかし、医療現場のシステム化は他業種に比べ遅れているのが現状です。そのため、全国の病院薬剤部や調剤薬局で薬の間違いによる事故が後を絶ちません。
当院では、リスク管理のために最新の調剤支援システムや、最新の調剤機器を導入しております。システムはバーコードやICチップによって管理されており、取り間違いなどのヒューマンエラーを防止しております。また、機器やシステムで対処しきれないリスクに対してISOを活用しPDCAサイクルを回すことによりリスクの回避に努めています。このようにハードとソフト両面からリスク管理を行うことによって、より高い次元での管理が行えているのではないかと考えております。
また、調剤の現場だけでなく、医師による処方入力時、看護師又は本人による薬剤服用時、さらには服用後の状態観察など薬物療法の各過程において、様々な提案、助言、業務改善などを積極的に行い、チーム医療の一員として貢献しております。

  • 全自動錠剤分包機

    全自動錠剤分包機

    1回服用分を1袋にまとめるための調剤機器(錠剤)
    電子カルテとの連携や、機器の様々な操作の際にバーコードやICチップによる管理が可能、薬剤の装填もフリーアドレスで、従来の機器よりも格段に安全性が高い。
  • 全自動散薬分包機

    全自動散薬分包機

    1回服用分を1袋にまとめるための調剤機器(粉薬)
    電子カルテとの連動や、機器の様々な操作の際にバーコードやICチップでの管理が可能。また、閉ざされた環境下で調剤可能なため、異物混入の危険性が少なく安全性が高い
  • 散薬監査システム

    散薬監査システム(散薬分包機)

    全自動散薬分包機対応外のための調剤機器
    電子カルテと連動し処方内容から秤取る粉薬の種類、量が適正か管理することが可能。秤取った粉薬はICチップにより管理し、散薬分包機と連携するため安全性が高い
  • 薬剤情報提供

    錠剤仕分装置

    何らかの理由で不使用となった薬品を薬品別に仕分けるための調剤機器
    画像により薬品別に仕分けることが可能である。全自動錠剤分包機とも連動しており、安全に仕分けた薬品を安全に充填可能

薬剤管理指導業務
患者様の中には退院後も長期に薬剤の服用を継続する必要がある患者様がいらっしゃいます。ですが、薬剤の服用を自己判断で中断してしまうことによって症状が再燃し再入院となるケースも少なくありません。服薬を中断してしまう理由として、服薬の重要性の認識の欠如や、副作用の発現などがあります。当院では、患者様が退院後も安心して服薬を継続していただけるように、入院中に必要に応じて服薬の重要性、副作用の確認、服用している薬の説明、効果の確認などの薬剤管理指導を実施させていただいております。また、安心安全な薬物療法が提供できるよう多職種と情報を共有し、チームで患者様をサポートできるように努めております。

持参薬鑑別業務
高齢化により様々な病院や、クリニックに複数通われている方が増加しております。それに伴って服用する薬剤の種類が増え、いわゆるポリファーマシーとよばれる状態の患者様をよく見かけるようになりました。当院では、入院の際に現在服用されている薬をお持ちいただくことで、薬剤師が内容を確認し、適正な処方内容となるように努めております。

教育・研修
当院では人材の教育・研修にも力を入れており、各種研修会への参加や、論文投稿、資格取得なども奨励しております。