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報告 /
2022年 年頭式
表彰
ハートランドしぎさん 看護部 外来
上野病院 看護部 外来
|理事長 竹林 由浩 訓辞
新年あけましておめでとうございます。
皆様とまた新たな年を迎えることができまして大変うれしく思います。
昨年一年間を通して考えますと、やはり新型コロナウイルスの対応、対策に追われた一年だったと思います。
その中で、我々は岩坂先生という大きな柱を失いました。そのショック、ダメージは甚大なものでしたが、今も時間は止まってくれず、前を向いて進み続けなければなりません。
そのように前に進んだ結果、新型コロナ受け入れ病棟の稼働もスタートすることができました。
このように、毎年いろいろな困難がある中、その都度、そして今年また更にその思いを強くしたことが、医療スタッフ個人個人の個の力の大きさです。
新型コロナという新しい病気が世界に出てきて、患者さんも多く、手もかかり、ですが医療従事者の数というのは日本だけではなく世界的にも全然増えていません。
それほど簡単に増えるものではなく、ではどのように対応するのか、どのように対応してきたのかというと、個人個人が感染症の知識を身につけ、レベルアップし、成長して今まで以上に頑張った、言葉にすると簡単ですが、本当にただそれだけなのです。
やり方としては古典的だと思いますし、それが医療のこれからの課題といいますか、特徴といいますか、そのような個人個人の頑張りに頼って、依存している側面があると思いました。
それをどのように捉えるかですが、私はそれも一つの医療の進歩のあり方なのかと思いました。
医療の進歩というと学術的なものだったり、新薬の開発だったり、新しい機器などに目が行きがちですが、個人個人の力を成長させてそれによって全体をレベルアップしていく、これこそが本当に大きな医療の進歩だったのではと思います。
そのような大きな力を、個の力というのものの大きさを実感できた二年間だったと思います。
今年もその大きな個の力をお貸しいただき、協力していただくことをお願いするといたしまして、新年の挨拶と代えさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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