上野病院
Psychiatric Hospital
UENO
HOSPITAL
上野病院
Psychiatric Hospital
UENO
HOSPITAL
研修責任者
(上野病院)平尾 文雄 院長
当院は1956年、奈良県にある信貴山病院(現在ハートランドしぎさん)の分院として開院以来、地域社会に根ざした医療サービス、高齢化社会における「豊かな生涯づくり」に総合的に取り組んできました。伊賀地域は単独で県の一サブ医療圏を形成し、当院はその中で唯一の精神科専門病院です。2004年12 月、地域社会に貢献する人に優しい施設を目指し、患者様により快適な病院施設へと新築移転を行い、ハード面の改革・電子カルテの導入と同時に、全職員の意識改革、それぞれのポジションに応じた研修、再教育を行っております。病棟は精神科急性期治療病棟(1病棟)・精神一般病棟(1病棟)・精神療養病棟(2病棟)・認知症病棟(3病棟)・特殊疾患病棟(1病棟)と機能分化し、今後も地域・時代のニーズに合わせ、求められる病院を目指しております。
また、当院の特徴の一つとして、デイケア及び訪問看護の充実があります。伊賀、名張市にそれぞれ訪問看護ステーションを設置、上野病院においては大規模デイケアを4単位とリワークデイケアを実施しそれぞれ機能分化させております。同時に施設の共同住宅(グループホーム)を有し、社会復帰・自立に機能しており、入院から在宅まで、こころの健康回復のためにネットワークとコミュニケーションで地域社会に貢献したいと考えています。
上野病院は「選ばれる病院」を目指して、これから成長していく病院です。ドクターには、チーム医療のリーダーとして、御協力願っており、またその為の研鑽には最大限の協力を行ってまいりたいと考えております。
興味をお持ちの方はどうぞお気軽に見学にお越し下さい。
1 多彩な症例が経験できます
伊賀盆地を中心とした三重県中西部で唯一の精神科入院治療機関であり、地域との密な関係を築いていますので、様々な年代、疾患の症例が集まります。地域ケアのための関連施設も完備していますので、外来軽症例から入院での重症例、さらには退院後の地域ケアまで一貫した治療を経験できます。
2 暖かな病院のムードのもと、多くのコメディカルスタッフが治療に協力します
当院のコメディカルは例外なく患者さんの治療への情熱を持ち、医師を中心としたチーム医療への協力を惜しまない病院としてのムードがあります。それは当院が多く有する関連施設スタッフも同様です。新築移転により機能的で清潔な病棟と使いやすい電子カルテシステム等、ハード面の充実もあいまって、気持ちよく診療に専念することができます。
3 精神科医としてのスキルアップのための環境が整っています
様々な年代の常勤精神科医が多く勤務しており、日々、病棟で、医局で指導を行います。また奈良医大で勤務している医師が数人、非常勤医として勤務していますので、大学病院での特殊な治療を要するような治療困難例についても、直接相談できます。症例検討会、論文抄読会が定期的にあり、日々の診療の振り返りや、新たな知見の獲得、指定医論文作成の指導も受けられます。学会、研究会への参加、地域関係機関への業務協力にも積極的にすすめており、3年の研修期間にスキルアップのための幅広い経験を積んでいただけるよう配慮しています。
4 身体合併症への治療も経験できます
特に認知症などの高齢入院患者は合併症を発症することがありますが、整った院内での検査体制のもと2名の常勤内科医に指導してもらいながら、安心して診療にあたれます。また地域の総合病院である上野総合市民病院、岡波総合病院と良好な協力関係を築いておりますので、必要に応じスタッフの同伴により総合病院受診、転院がスムーズに行えます。
5 風光明媚な伊賀上野
伊賀忍者の里として名高い伊賀市は 、周囲を伊勢、近江、大和の山々に囲まれた山間の城下町であると共に、「奥の細道」で有名な俳聖・松尾芭蕉の生地でもあります。歴史的なまちなみが落ち着いた雰囲気を醸し出しています。伊賀米、伊賀牛が美味で有名でもあり、目で、耳で、舌で伊賀上野を堪能して頂けます。休日には観光客も多く訪れる伊賀上野の地で、精神科医として私たちとともに育ち、ご活躍ください。ぜひ見学に来院されますよう、お待ちしています。