VOICE 01
「その人らしさ」を尊重して向き合う看護を
看護部(東3病棟)
C.S
どのような病棟ですか?
〇上野病院唯一の開放病棟
地域への復帰を目指した退院支援を医師や病棟スタッフ、その他様々な職種と協力して実施しています。
長期入院されている患者様も多くいる中、安心して社会へ復帰していただけるように意識して支援に取り組んでいる病棟です。
〇学び
超高齢社会の中で介護への意識が高まり、様々な社会資源を多く
活用していくため、入院中はもちろんですが、退院後の生活支援についても
深く学んでいくことができます。
〇東3のいいところ
笑顔で明るい人たちばかりなので、楽しい雰囲気の中、
のびのびと働くことができる病棟です。
精神科看護の魅力は?
「個別性を重視した看護の大切さ・コミュニケーション技術」
精神科は同じ病名で入院されていても、全員が同じ症状や経過をたどるわけではありません。
そのため、個別性を重視した看護の大切さや、コミュニケーション技術について深く学ぶことができる科であると思います。
1人1人と向き合い、必要な看護を導き出すのはとても大変なことですが、自分の関わりを通して良い方へ向かったときには、大きな達成感を得ることができ、間違いなく自己の成長にもつながっていきます。
外からは一見「怖い」といったイメージがあるかと思いますが、
実際に関わると患者様の「その人らしさ」を尊重して向き合うことができるところが精神科の魅力だと感じます。
自分の目指す看護師像
「患者様に寄り添う」
様々な不安や苦痛、悩みを抱えている方は大きさに関係なくたくさんいま
す。そのため些細なことでも見逃さず、問題解決していくために患者様に
寄り添い、一緒に進んでいくことができる看護師を目指いています。
自己表現ができる方もいれば、それが難しい方も多く入院されています。
「いつもと違う」という気づきを大切にし、基本的な情報把握はもちろん、
状態をアセスメントして適切な看護の提供ができるよう日々意識しています。時にはうまくいかないこともありますが、患者様と向き合って力になることができたらと思っています。